第2次岸田内閣はズタズタ状態。第2次岸田内閣は8月スタートから4か月。そして直近2か月で法務大臣、総務大臣、経済再生担当大臣が更迭され、今度は政治とカネの問題、公選法疑惑など野党からの追及材料を抱える秋葉賢也復興大臣が27日、事実上更迭された。
加えてLGBTに生産性はない、など過去に発信してきた杉田水脈総務大臣政務官も総務大臣に辞表を提出、事実上更迭となった。1月に始まる通常国会、このままでは審議の障害になると判断したとみられる。
岸田文雄総理は27日、今回の件に「任命責任を重く受け止めている」と述べた。しかし、後手後手対応に野党からは「本来なら総辞職しないといけないような話だ」(立憲・安住淳国対委員長)」と厳しい声が上がっているほか、与党内から嘆きもある。早期に仕切り直ししたい岸田総理は秋葉氏の後任に、渡辺博道元復興大臣を起用した。(編集担当:森高龍二)