岸田文雄総理は10日開いた政府与党連絡会議で自身が議長を務める「こども未来戦略会議」でこどもまんなか社会実現への検討を進め、与党と緊密に連携しながら「6月の骨太方針までに将来的なこども予算倍増に向けた大枠を取りまとめる」との考えを述べた
岸田文雄総理は10日開いた政府与党連絡会議で自身が議長を務める「こども未来戦略会議」でこどもまんなか社会実現への検討を進め、与党と緊密に連携しながら「6月の骨太方針までに将来的なこども予算倍増に向けた大枠を取りまとめる」との考えを述べた。
また外交について「G7広島サミットが来月に迫ってきた。私自身、年初以来、米・バイデン大統領を始め、G7首脳との間で積極的に首脳外交を展開してきた。先月にはウクライナを訪問し、ロシアによる暴挙をこの目で見、被害を受けた方々の声を直接聞くとともに、ゼレンスキー大統領と会談を行い、日本の揺るぎない連帯を伝達した。これらの経験も糧に、G7議長国として、法の支配に基づく国際秩序の維持と強化にリーダーシップを発揮していく」と強調した。
岸田総理は「広島サミットまでの間にも私自身、首脳レベルでの対話を重ねていく。サミットまで残り1か月、我が国と世界平和と繁栄を日本が牽引していくため、全力で駆け抜けていく」と意欲をみせた。
岸田総理は「インド太平洋地域における平和と安定を確保し、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出するため、政府安全保障能力強化支援(OSA)の枠組みも活用していく」考えも述べた。(編集担当:森高龍二)