岸田文雄総理は２５日、アフリカ連合の前身にあたるアフリカ統一機構（OAU）が１９６３年５月２５日に設立されてから６０年の節目を迎えた『アフリカ・デー』を記念し、総理としてメッセージを発出した。
岸田総理は「政府及び日本国民を代表して心からお祝い申し上げます」と祝意を示し「アフリカが、アジェンダ２０６３の達成に向け、ＡＵを中心として各国が一体となった取組みを実施していることに敬意を表します」とした。
また総理は「国際社会が歴史的な転換点にある中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持していくとの信念の下、先般、エジプト、ガーナ、ケニア及びモザンビークを訪問し、各国首脳と率直な議論を行った」とし「Ｇ７広島サミットではＡＵ議長であるアザリ・コモロ大統領をお迎えし、意見交換を行った」ことを紹介。
岸田総理は「本年はアフリカ開発会議（ＴＩＣＡＤ）発足３０周年という記念すべき年でもあり、日本はアフリカと『共に成長するパートナー』として強靭で持続可能な世界の実現に向けて引き続き協力していきます」としている。（編集担当：森高龍二）
