立憲民主党の泉健太代表は4日の党大会終了後の会見で、次期衆院選挙で自民党を上回る政党となり、政権交代する意欲を示すとともに、次期衆院選で立憲として現行より55議席増となる「150議席」獲得をめざす。できなければ代表を降りる覚悟も示した。次期選挙区候補者空白地を埋めていくことにも意欲を示した。
泉代表は野党協力の「ミッション型内閣(国民のための共通政策実現内閣)」を目指すとしている。泉氏は「ミッション型といってもかなりの数の公約を作れるのではないか。逆に1内閣で10個、20個の政策を挙げてホントにできるのかって話もある。何十も政策を掲げて全然実行してこなかった自民党を真似るような政治になってもいけない」と語った。
泉氏は「明確にやることをやりますと国民にいう方が信頼を得られると思う。また、政権を担うときに政策の一致が必要と思うが、綱領や基本政策をなぜ一致させなければいけないのか」と述べ「いろんなケースを考えていただければいいのではないか」と他の野党にミッション型内閣実現への参加へエールを送った。(編集担当:森高龍二)