立憲、維新、国民、共産の国会対策委員長が19日、自民党派閥のパーティー券での裏金問題解明へ、先の衆参政治倫理審査会で事実関係が明らかにならなかったとして、虚偽答弁すれば偽証罪に問われる『証人喚問』を求めていくことを決めた。
証人喚問の対象は安倍派幹部の塩谷立・元文科大臣、下村博文・元文科大臣、西村康稔・前経済産業大臣、松野博一・前官房長官、高木毅・前国会対策委員長、それに裏金が4826万円と巨額で逮捕・起訴された池田佳隆衆院議員を加えた6人。池田議員は自民党を除名された。すでに保釈されているが説明しないままになっている。
安住氏は池田議員を除いて政倫審に出席した5人が「政倫審で事実関係を明らかにせず、保身に終始し、実態解明を妨げる発言を繰り返した」と証人喚問への出席を要求していくほかない旨を強調した。また裏金に関与した残りの45人について出席を政倫審に申し立てるよう求めていくこととした。(編集担当:森高龍二)