立憲民主党の泉健太代表は29日の記者会見で自民党派閥の政治資金パーティー裏金問題当該議員に対し「国民が総選挙で裏金議員を落とすことが一番の処分と訴えていきたい」と次期総選挙で当該議員を国会に送らないことが一番の処分と強調し、有権者に呼びかけていく考えを述べた。
岸田文雄総理は28日の記者会見で当該議員(衆参合わせ80数人)に対する処分について「政治家であり、政治責任、道義的責任、こうしたものを判断しなければならない」と述べた。
そのうえで「判断に当たっては不記載の金額や程度、それぞれの政治家としての役職や議員歴、さらには説明責任の果たし方を含む信頼回復に向けた努力の状況、こういったことを総合的に判断していくことになる。こうしたものを判断した上で、党紀委員会等の手続を経て、厳しく対応していきたい」と記者団に答えた。
岸田総理は「今、政治責任を判断するために聞き取り調査を行っている。それを行った上で政治責任を判断するわけであるので、判断や処分についてはこれからだ」とした。(編集担当:森高龍二)