日本共産党の田村智子委員長は18日までに自民党総裁選立候補の9人が「次の選挙で裏金議員を公認しないと誰も言わない」とXで発信。「自民党総裁選は裏金議員の温存と金で動く政治の継続でしかない」と断じた。
そのうえで「いつまでこんな古い体質の政治を続けるのか。企業・団体献金の全面禁止は金で動く政治の根を断つ特効薬です」と広く呼びかけている。
田村氏は経済界と自民党の癒着ぶりについても言及。「法人税を減税し、消費税を増税すること、経済界が求めてきたこと。今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードをみんなに持たせるようにしよう。社会保障予算を抑え、医療も介護も負担を増やせ。これも経済界が求めていることにほかならない」と指摘した。
田村氏は「金にまみれた自民党の古い政治。自民党がなぜ、総裁選挙の中でも裏金問題に口をつぐんでいるのか。金にまみれた政治が自民党の本性。自民党の姿そのものに他ならないからだ」とも断じた。(編集担当:森高龍二)