10月27日の実施される衆議院議員選挙に自民党は「裏金議員」を党として公認するのかについて、石破茂総理は1日の記者会見で「選挙区においてどれぐらいの御支持をいただいているのかということをきちんと把握しながら、公認か否かを決定する」とした。
そのうえで「必要であれば、その方々が説明しなさいよということではなく、公認権者である私自身が国民の皆様方に納得していただけるような説明をいたします」と自ら説明するとした。
石破総理は「新事実が判明すれば調査が必要と認識している」と語り「国民の皆様方が納得したと、共感を得たという状況にないということも認識している」。また「一体自由民主党ってどうなっているのというような不信も強いというふうに全国を回って思っております」とも語った。
石破総理は「そういう方々(裏金議員)が一体どういう形で入りと出というものを明らかにしたか、政治資金以外に使ったことがないかどうか、どうすればこういうことが起こらないようにするかという認識をきちんと伺いたい」とも語った。
そのため「(当該議員に)こういうことについてどう思うかをあらかじめ提出いただき、公認権者たる私の責任として、それぞれの方がどういうことで今回選挙に臨むのかということについては、私も説明する義務を持っていると考えている」と自民党総裁として説明義務があるとした。(編集担当:森高龍二)