立憲民主党の野田佳彦代表は4日の年頭記者会見で7月の参院選挙で「少なくとも改選議席の与党過半数割れは実現をし、大きな目標として、更なる与党の過半数割れに勢いをつけていけるように頑張っていきたい」と語った。
野田氏は「参院選においては32の1人区に有為な人材を擁立し、野党系が勝利を挙げて(参院構図に、政治に)劇的変化を作り出すためにしっかり努めていきたい」と語った。また与党候補に勝つために野党候補の1本化に努める考えも述べ「これから調整に入っていきたい」とした。
また参院選が7月20日投開票と言われていることに触れ「7月20日は連休の中日。投票率が落ちる可能性もある。そんなことが無いように、政府・与党には厳しく指摘していかなければいけない」と語った。
このほか、「企業・団体献金の禁止」について「30年来の宿題」とし「3月末までに一定の結論を得ることになっている。我々の主張が通るように全力で頑張っていきたい」。加えて経済界からも要望が強い「選択的夫婦別姓」についても「議論にのせる」としたほか、後半国会では「年金などが大きなテーマになってくると思う。こうした議論も主導し、7月の参院選挙を迎えたい」と立憲としての存在感を示し、参院選挙に臨みたいとした。(編集担当:森高龍二)