中谷元防衛大臣は4日の記者会見で今週にも予定される日米首脳会談について「石破総理とトランプ大統領との間の最初の対面であり、日米首脳会談となるので、まずは率直な意見交換を通じて個人的関係を構築することに期待する」とした。
そのうえで「厳しさを増すインド太平洋地域の安全保障環境について認識を共有すること、そして、日本の防衛と『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて日米両国で一層協力していくことを確認し、日米同盟を更なる高みに引き上げる機会となることを期待している」と述べた。
1月31日のヘグセス米国防長官と中谷防衛大臣との電話会談では沖縄県尖閣諸島への日米安保条約5条の適用を確認している。また、中谷防衛大臣は31日の会見時に「日米の指揮・統制枠組みの向上をはじめとする同盟強化のための取組みについて、ヘグセス長官とともに力強く牽引していこうということで一致した」と語っていた。(編集担当:森高龍二)