世界遺産条約関係省庁連絡会議が22日、外務省で開かれ、「富士山」及び「武家の古都・鎌倉」を世界文化遺産として今月末までにユネスコ世界遺産センターに推薦するための推薦書の暫定版を提出することを決めた。
来年2月1日までに正式版を提出し、同年夏から秋にかけて国際記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査、再来年5月ころに評価結果の勧告があり、同年夏に開かれる第37回世界遺産委員会で審議される予定という。
武家の古都・鎌倉には武家文化を生み出した物証による普遍的価値があるとしており、エリアは神奈川県横浜市、鎌倉市、逗子市の3市に跨り、構成している資産の中には鶴岡八幡宮をはじめ、鎌倉大仏、瑞泉寺、建長寺などが含まれている。