日本時間の17日午前4時から約30分間、トランプ米大統領と会談した石破茂総理は会談後、トランプ関税に関して「日本・アメリカ双方が本当に真摯な議論を精力的に続けた。ぎりぎりまで交渉の可能性を探ってきている。今なお双方の認識は一致していない、そういう点が残っており、パッケージ全体としての合意には至っていない」と述べ「大統領との間でも率直な意見交換を行い、担当閣僚に対し更に協議を進めるよう指示をしたということで一致した」と述べた。
石破総理は「我々としては引き続き、日本の国益を守りながら、日米双方にとって利益となる合意ができるよう、日米間で精力的に調整を進めていく」「(双方合意見通し)時期については国益を守る必要がある、守り抜かねばならないということであり、いつまでにということを申し上げることは困難」とした。
またトランプ大統領との会談で、在日米軍の駐留経費や対日貿易赤字について話題にあがったかとの問いに総理は「今日は出ておりません」と答えた。(編集担当:森高龍二)