平和は確固たる決意と行動でこそ守られると総理

2025年10月30日 06:29

 高市早苗総理はトランプ米大統領と28日、米海軍横須賀基地を訪ね、米空母「ジョージ・ワシントン」に乗艦。そこで自衛隊員や在日米軍兵を激励した。

 高市総理は「米国の海軍創設250周年という記念すべき節目に、トランプ大統領と共に、地域の自由と平和を守る象徴である空母『ジョージ・ワシントン』で挨拶をするチャンスをいただいたことを心から光栄に思う」とあいさつ。

 高市総理は「日米最高指揮官が並び立ったこの機会にインド太平洋を自由で開かれたものとし、地域の平和と繁栄の礎とする決意を新たにした」と強調。「平和は言葉だけではなく、確固たる決意と行動によってこそ守られる」と隊員や米兵を激励した。

 高市総理は「私は決意しています。今後、日本の防衛力を抜本的に強化して、この地域の平和と安定に、より一層積極的に貢献していく」とし「トランプ大統領と共に、世界で最も偉大な同盟になった日米同盟を更なる高みに引き上げていく」と自身の姿勢をアピールした。

 高市総理は所信表明演説で「国家安全保障戦略に定める対GDP比2%水準について、補正予算と合わせて今年度中に前倒し措置を講じる。来年中に安保三文書改定を目指し検討を開始する」と表明。「日本として主体的に防衛力の抜本的強化、防衛費増額に取り組んでいく決意を(28日の日米首脳会談でトランプ大統領に)伝えた」と明かし、事実上、日米首脳間の約束レベルにしている。(編集担当:森高龍二)