小泉進次郎防衛大臣は2日、航空自衛隊府中基地を訪ねて後の記者会見で「宇宙作戦群が任務とする宇宙空間の安定的利用の確保は日々の国民生活の基盤を維持する上で必要不可欠」と強調した。
そのため「今度中に宇宙作戦団へ、来年度には宇宙作戦集団へ格上げを予定しており、航空自衛隊も航空宇宙自衛隊に改編する」とし「衛星を妨害・無力化する技術開発も活発化している」ため「防衛省・自衛隊は宇宙空間の安定的利用の確保のための能力を引き続き強化し、国民の命と平和な暮らしを守るという任務を果たしていく」と述べた。
小泉大臣は「衛星を妨害する、無害化する。仮にこういったことがあれば正に今、皆さんも取材活動も携帯使ってやっていますけれども、携帯もGPSも使えない。車の運転も含めてカーナビもそう。こういった宇宙領域をこれからも平和的に安定的に利用できる環境を整えることは、これは軍事だけではなくて、民生という部分においても極めて重要な領域になっている」と宇宙空間での安保の重要性、必要性を重ねてアピールした。(編集担当:森高龍二)













