投機的資金流れ込む隙を作らないよう政府に要請

2011年08月26日 11:00

 岡田克也民主党幹事長は25日夕の記者会見で、円高対策について、菅内閣から次の内閣に行くまでの隙をついての投機的資金が流れ込み、円高がさらに進むような隙をつくらないよう、しっかりした対応を与謝野馨経済財政政策担当大臣に前日夜に要請したことを明らかにした。

 岡田幹事長は円高に苦しむ中小企業への対策、また円高のメリットをしっかり国民が実感できる対策など、政府全体としてしっかり議論し、円高対策をまとめて頂きたい旨を伝えたとした。

 岡田幹事長は特に「月曜日(29日)には党の代表選が行われる予定だが、次期内閣がスタートするまでは菅内閣が続くので、そうした合間の時期に投機的資金が流れ込み、円高がさらに進むというようなことが起こらないように、隙をつくらないようにしっかり(政府に)対応頂きたい」と要請した。
(編集担当:福角忠夫)