ビニールハウスでの太陽光発電システム実験開始

2011年08月25日 11:00

 富士電機と全国農業協同組合連合会(JA全農)が共同でビニールハウスに太陽光発電システムを導入し、作物の生育への影響度やシステムの発電量、耐候性などの調査を行う実証実験を始めた。

 今回の実証実験で検証できれば、来年からシステム販売がスタートする。農業者らから関心が寄せられている。

 実証実験は神奈川県内のJA全農営農・技術センターはじめ、今後、熊本県熊本市内と宇城市内でも実施される予定。特に熊本県内での実験では売電収入のシミュレーションや農業資材としての適正評価、太陽電池モジュールの設置方法の確立などを図りたいとしている。
(編集担当:福角忠夫)