菅直人総理は8月6日、広島市内で開催される広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に出席するのをはじめ、9日に長崎で催される被爆66周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典にも出席し、原爆の犠牲となった御霊に合掌するとともに、世界唯一の原爆被爆国として、核軍縮、世界平和への誓いを新たにする。
広島、長崎での平和祈念式典への総理の出席は枝野幸男官房長官が1日の記者会見で明らかにした。
枝野官房長官は両日ともに、式典終了後に菅総理が非核特使と懇談する予定であることも明らかにした。
今回の式典では、東京電力福島第一原発事故の甚大な被害、影響を背景に、減原発・再生可能エネルギーへのエネルギー政策転換を図る姿勢を示している総理が、核に向き合う姿勢をどのように表現するかにも関心が集まりそう。
(編集担当:福角忠夫)