高校授業料無償化 公明むしろ賛成と岡田幹事長

2011年06月28日 11:00

 岡田克也民主党幹事長は27日夕の記者会見で自民党がばら撒き4Kとして見直しを求めている高速道路の無料化、高校授業料の無償化、農家に対する戸別所得補償、こども手当について、「高速道路の無料化については、すでに無料化実験をすべてやめている」と語るとともに、今後、「(高速道路料金の)3割引、5割引といった議論をしていかねばならないだろう」と語った。

 また、高校授業料の無償化については「公明党はむしろ賛成だと思うし、今年度の無償化をやめてもう一度有償に戻すということは、まず、考えられないことだ。もし、自民党さんに考えがあるなら主張していただきたい」と高校無償化がばら撒きに当たらない政策であることをアピール。

 農家への戸別所得補償についても「中身については今後の問題として議論することはあるだろう」との考えを示した。

 岡田幹事長は「4kといわれても内容的に詰めていくと子ども手当だけだろう」と最終焦点が子ども手当のあり方のみになるだろう、との認識を示した。
(編集担当:福角忠夫)