今回のニュースのポイント
9月24~25日の東京株式市場で、日経平均株価は2営業日続けて上昇しました。シルバーウィーク前の18日終値(6万5018円95銭)から25日終値(6万6364円20銭)までの上昇幅は2営業日合計で1345円25銭(編集部計算で約2.07%上昇)となり、前週5営業日の上昇幅(1007円61銭高)を上回りました。東京市場が休場していた間には米NASDAQ総合指数が終値での過去最高値を連続更新したほか、外国為替市場では円安・ドル高が進行しました。休場中の海外市場の変動と再開後の東証の動きをまとめて振り返ります。
■前週の前週末比1007円高に続き、今週は「2営業日」で1345円高
9月14~18日の東京株式市場で、日経平均株価は前週末11日の6万4011円34銭から18日の6万5018円95銭まで、前週末比で1007円61銭(約1.57%)上昇しました。前々週に1009円60銭下落していたことから、18日時点では2週間前である9月4日終値(6万5020円94銭)との価格差がわずか1円99銭という水準まで戻した状態で、シルバーウィークの連休に入りました。
東京株式市場は21~23日の連休を挟み、今週の現物株取引は24、25日の2営業日のみとなりました。しかし、取引再開後の日経平均は強い値動きを見せました。
18日終値:6万5018円95銭
24日終値:6万5513円99銭(前営業日比495円04銭高)
25日終値:6万6364円20銭(前営業日比850円21銭高)
前週は前週末比で1007円61銭上昇したのに対し、今週はわずか2営業日で前週末比1345円25銭上昇し、6万6000円台に乗せて週末を迎えました。
■東京が休んだ3日間、米国株と為替はどう動いたか
東証現物株市場が取引を停止している間も、海外市場は稼働を続けていました。
週明け21日の米国市場では主要3指数がそろって上昇し、ハイテク株比率が高いNASDAQ総合指数は前日比2.26%高の2万7122.09となり、終値の過去最高値を更新しました。翌22日もNASDAQは122.19ポイント高の2万7244.28を記録し、2日連続で最高値を塗り替えました。一方、22日のダウ工業株30種平均は185.14ドル安となり、指数間で明暗が分かれました。
連休最終日となる23日の米国市場では流れが変わり、ダウ平均が352.10ドル安、NASDAQが308.24ポイント安、S&P500種株価指数が58.61ポイント安と主要3指数がそろって反落しました。
それでも、東京市場が最後に取引を行った18日終値との比較(編集部計算)では、23日時点でNASDAQは約1.56%高、S&P500は約0.73%高の水準を維持していました(ダウ平均は約0.33%安)。単日で見れば23日は全面安となったものの、休場期間全体で見ればNASDAQとS&P500は連休前の水準を上回って推移していたことになります。なお、日本のデリバティブ市場においては、大阪取引所などで祝日取引が実施されました。
また、外国為替市場も変動を見せました。19日朝時点で1ドル=156円87銭近辺だったドル円相場は、21日に157円37銭近辺、23日夕方に157円83銭近辺へ推移し、24日早朝には一時158円34銭近辺まで円安・ドル高方向に振れました。
■24日、3営業日ぶり再開で一時6万6000円台へ
東京市場は24日、3営業日ぶりに取引を再開しました。日経平均は6万5476円で寄り付いた後、午前9時30分には6万6187円まで上昇し、取引時間中に一時6万6000円台へ上昇しました。前場終値は前営業日比864.46円高の6万5883.41円となりました。
後場に入ると前場ほどの大幅な振幅は見られず、6万5000円台後半を中心とした推移となり、最終的な終値は前営業日比495.04円高の6万5513.99円となりました。前場終値と比べると369.42円低い着地となり、朝方に上昇した後に後場にかけて上げ幅を縮小する一日となりました。
なお、24日は日本銀行が18日の金融政策決定会合で決定した政策金利(無担保コールレート1.25%程度)の適用開始日でもありました。金利変更自体は18日の取引時間中に伝わっていたものの、東京市場は休場中に蓄積された内外の環境変化を反映する初日となりました。
■25日は850円高、終値でも6万6000円台を維持
24日と対照的な展開となったのが翌25日です。
日経平均は前日比高の6万5639円で取引を開始すると、午前10時20分には6万6217円と再び6万6000円台に乗せました。前場終値は804.15円高の6万6318.14円を記録しました。
後場も6万6000円台を割り込むことなく堅調に推移し、大引けは前営業日比850.21円(約1.30%)高の6万6364.20円となりました。前日に一時乗りながら終値で割り込んだ6万6000円台を、25日は終値でもしっかりと維持して取引を終了しました。同時間帯の外為市場ではドル円が158円15銭前後で推移しました。
■東京が閉じた後、金利や原油に異なる値動き
25日の東京市場が終了した後、現地25日の米国株式市場では主要3指数がそろって上昇しました。ダウ平均は前日比478.64ドル高(0.93%高)の5万1828.62ドル、NASDAQは129.34ポイント高(0.48%高)の2万7068.71、S&P500は39.28ポイント高(0.51%高)の7743.41で引けました。
一方で、ほかの資産市場ではまちまちの動きが見られました。ニューヨーク原油先物(WTI11月限)は前日比2.3%安の1バレル=92.41ドルへ下落しました。米国債市場では2~10年債利回りが低下した一方、30年債利回りは一時5.53%と20年余りの最高水準を更新しました。外国為替市場では一時1ドル=156円94銭まで円高方向に振れた後、26日朝には157円31銭台で推移しました。
前週は前週末比で1007円高となった後、シルバーウィークを挟んだ今週はわずか2営業日でさらに1345円上昇し、6万6364円で週末を迎えた日経平均株価。休場中も米国株、金利、原油、為替が動くなか、2営業日続けて上昇した東京市場が、週末の海外市場でみられた株式、金利、為替などの変化を次週の取引開始でどのように受け止めるかが確認点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













