山陽新幹線、兵庫県境~福山駅のトンネル内で携帯のサービスエリア拡大

2011年06月17日 11:00

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社が15日に共同で行った発表によると、これまでに山陽新幹線トンネル内における携帯電話のサービスエリア品質の改善を目的に西日本旅客鉄道と共同でエリア整備を進めており、このたび、兵庫県境~岡山駅間および岡山駅~福山駅間においてサービスエリア拡大の見通しがついたという。

 拡大されるサービスエリアと予定時期にいては、兵庫県境~岡山駅間の以下の12ヵ所のトンネル(帆坂トンネル、蕃山トンネル、天神山トンネル、伊里トンネル、第1片上トンネル、第2片上トンネル、不老山トンネル、第1吉井トンネル、第2吉井トンネル、妙見山トンネル、小坂山トンネル、山王山トンネル)を今年7月19日に予定。岡山駅~福山駅間の16ヵ所のトンネル(倉敷トンネル、浅原トンネル、酒津トンネル、第1船穂トンネル、第2船穂トンネル、第3船穂トンネル、第4船穂トンネル、八重トンネル、金光トンネル、第1鴨方トンネル、第2鴨方トンネル、今立トンネル、笠岡トンネル、金浦トンネル、明知トンネル、竹ノ内トンネル)を今年秋頃に予定している。

 今回のサービスエリアの拡大によって新大阪駅~福山駅間のトンネル内において携帯電話が快適に利用できるようになり、3社および西日本旅客鉄道は、今後もサービスエリアの拡大や品質改善、利用環境の整備を進めていくと発表している。