総理時代にアニメや漫画、映画などを展示する「アニメ美術館」の建設を打ち出したこともあり、アニメ通で知られる麻生太郎元総理が、8日、北京で開催される予定の日中映像交流事業「映画・テレビ週間」「アニメ・フェスティバル」に総理特使として派遣される。
アニメに造詣の深い麻生氏が最も適任という判断のよう。外務省によると、この事業は昨年5月に温家宝総理来日の際に日中首脳会談の席で、温家宝総理から提案があり、合意したものという。
外務省では「映画、テレビ、アニメなどの映像分野の交流」を通してビジネスの拡大とともに「日中映像分野での両国の相互理解が深まり、両国関係の強固な基礎を築くことが期待される」と成果に期待を寄せている。(編集担当:福角忠夫)