日本自動車工業会は31日、今年4月における自動車の生産実績と輸出実績を発表した。
発表によると、4月の四輪車生産台数は292,001台で、前年同月の731,829台に比べて439,828台・60.1%の減少となり、7ヵ月連続で前年同月を下回った。乗用車は249,772台で377,548台・60.2%の減少となり、7ヵ月連続のマイナス。このうち普通車は148,097台で227,561台・60.6%の減少、小型四輪車は52,276台で98,960台・65.4%の減少、軽四輪車は49,399台で51,027台・50.8%の減少であった。トラックは40,305台で54,579台・57.5%の減少となり、5ヵ月連続のマイナス。このうち普通車は15,440台で25,025台・61.8%の減少、小型四輪車は7,762台で9,995台・56.3%の減少、軽四輪車は17,103台で19,559台・53.3%の減少であった。
そして4月の四輪車輸出台数は126,061台で、前年同月の391,540台に比べて265,479台・67.8%の減少となり、2ヵ月連続で前年同月を下回った。乗用車は113,291台で232,918台・67.3%の減少、トラックは10,917台で23,367台・68.2%の減少、バスは1,853台で9,194台・83.2%の減少であった。尚、輸出金額は、車両分26億9,640.5万ドル、部品分32億1,704.1万ドルの総額59億1,344.6万ドルとなっており、前年同月の114億3,700.7万ドルに比べて55億2,356.1万ドル・48.3%の減少であった。
尚、二輪車においては、生産台数が43,741台で前年同月の54,822台に比べて11,081台・20.2%の減少、輸出台数が31,435台で前年同月の45,857台に比べて14,422台・31.4%の減少となっており、どちらも前年同月を下回っている。