原発ゼロの民主か、ゼロは無責任との自民か

2012年11月19日 11:00

 原発ゼロ社会をめざすべきだと東京電力福島第一原発事故の惨事を踏まえて民主党の菅直人元総理は衆議院解散後の都内での街頭演説で、今度の選挙の最大の争点は「原発ゼロを目指す民主党に再び政権を担わせるか、原発ゼロを目指すのは無責任だと主張する自民党なのかを皆さんによって選択いただくことだ」とエネルギー政策の違いを強調。

 菅元総理は「福島第一原発は1970年ころに生まれ、それ以降、54基の原発が存在してきた。54基の原発を生み出す政策を中心的に進めてきたのは自民党政権だ」と原発がローコストで、高効率だとして推進してきた自民党政権を批判。新しいエネルギー政策に転換していくべきと支持を求めた。(編集担当:森高龍二)