ハウステンボスに大規模マルチディスプレイシステムを設置

2011年05月02日 11:00

 シャープは、前面と上下左右 5方向が大型液晶ディスプレイによって囲まれた空間に、高精細な映像コンテンツを表示して新しい空間を創造するマルチディスプレイシステムをハウステンボスに納入。ハウステンボス施設内にある映像空間アトラクションに設置され、29日より一般公開されるという。

 同システムは、前面、上面と底面(各36台)、左右の壁面(各24台)に、計156台の同社製60V型液晶ディスプレイ<PN―V601>を設置。フレーム間のつなぎ目が目立たないので、前面と上下左右の5方向が200から300V型超の大画面ディスプレイで囲まれた空間を創造できるという。すべての液晶ディスプレイは映像配信システムによってコントロールされ、明るくて高精細な迫力ある映像コンテンツを表示し、新しい映像体験が楽しめる。定員は32人、当初はサイパンに伝わる人魚伝説のストーリーをベースとしたオリジナル映像コンテンツを約8分上映するという。