34議席以上目標に政策訴える 山口公明代表

2012年11月19日 11:00

 公明党の山口那津男代表は18日のNHK日曜討論で、今回の解散を「かろうじて国民の信頼が守られた解散」と語り、「野田総理とは2回会談したが、誠実さをお持ちの方だと思っていた」と評した。

 そのうえで、山口代表は「公明党として、小選挙区9、比例26、しっかり獲得したい」とし、「34議席以上を目標にしたい」と語った。

 選挙では「経済対策が最優先」とし「雇用(しごと)を作り出すこと、防災・減災ニューディールで民間の力を引き出したものも含め10年間で100兆円の投資を計る、財源は建設国債とする」などをあげ、原発については「再生可能エネルギー、省エネなどをすすめる一方、原発の安全基準を厳格にしたうえで、原発再稼動の余地はある」とし「いずれ原発はゼロにする」とした。

 また、選挙制度改革については「しっかりやり遂げたい」とするとともに、TPP交渉参加については「国民に判断いただくことが大事で、国会での議論が必要」とした。(編集担当:森高龍二)