被災地学生らの首都圏就活 宿泊無料の支援

2011年04月27日 11:00

 文部科学省と厚生労働省は東日本大震災に被災した学生や生徒(平成21年3月以降の既卒者や今年3月卒者で内定取り消しをされた人なども含む)で現在、就職活動中の若者を支援するため、首都圏での就職活動の宿泊施設として渋谷区代々木の(独)国立青少年教育振興機構「オリンピックセンター宿泊施設」と埼玉県朝霞市にある(独)労働政策研究・研修機構「労働大学校の宿泊施設の一部」を無料で提供する。26日から申し込み受付を始めた。

 オリンピックセンター宿泊施設については就職活動日の2日前から活動日の翌日まで宿泊が可能。労働大学校の宿泊施設の場合は1回あたり5泊、延べ15泊まで可能としている。

 オリンピックセンター宿泊施設への問い合わせは03・3469・2525、労働大学校の宿泊施設は近くの新卒応援ハローワークか近くのハローワークへ。
(編集担当:福角忠夫)