塩野義製薬がオラクルのデータベース・マシンを導入

2011年04月25日 11:00

 日本オラクルは21日、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」が塩野義製薬の営業支援系情報基盤に採用されたことを発表した。今回の導入に関しては、富士通北陸システムズが提供するソリューションサービス「超高速データベースソリューション for Oracle Exadata」が適用される。富士通北陸システムズは長年「Oracle Database」へ取り組んでおり、日本国内No.1の「ORACLE MASTER Platinum」資格取得数を誇る企業である。

 塩野義製薬は、グローバル化が進む新薬開発や国内における製品ニーズへの迅速な対応を目的として「Oracle Exadata」を採用することを今年2月に決定していた。日本オラクルが営業支援系情報基盤を再構築する予定となっており、新営業支援系情報基盤では、重複するデータの削減やデータマートの集約、データの洗い替え処理の効率化、バッチ処理の時間短縮によって、複数の業務システムの統合とデータウェアハウス機能の強化を目指すという。