「地震速報」とのタイトルがついたメールが届き、「詳細情報はこちら」となっていたため、アドレスをクリックすると出会い系サイトにつながり、画面に「ご利用ありがとうございます。利用料金1万円を支払って」と表示された、など震災に乗じた悪質メールが子どもたちにも届いているとして、国民生活センターが注意を呼びかけると共に被害にあったらすぐに地元自治体の消費生活センターに相談するよう助言している。
国民生活センターによると、センターに寄せられている相談事例では「地震速報」や「義援金」、「募金」などのタイトルでメールが届くケースや震災募金では聞いたことのないNPO法人あてに募金先がなっているなどだった。
センターでは「出会い系サイトやアダルトサイトに誘導する手口や多数の人へのメール転送を強要するもの(チェーンメール)などがあり、チェーンメールについては転送を絶対にしない、出会い系などのトラブルはすぐに住んでいる自治体の消費生活センターなどに相談すること、義援金は信用できる団体であることを確認してから送ること」などを呼びかけている。(編集担当:福角忠夫)