初の復興構想会議 6月末までに案をと菅総理

2011年04月15日 11:00

 東日本大震災で特に甚大な被害を受けている宮城、岩手、福島の知事らをメンバーに含む「東日本大震災復興構想会議」(議長・五百旗頭真=いおきべ・まこと=防衛大学校長)が14日、初会合を開き、復興に向け議論をスタートさせた。

 会議には菅直人総理、梅原猛氏も出席。菅総理は「64年の中で最も大きな危機だが、これを乗り越え、創造的復興案をお示し頂きたい」と期待を述べた。また、会議に対し「6月末までに何らかの案を提示してほしい」とした。

 また、枝野幸男官房長官はこの日の記者会見で「被災者のみなさん、国民のみなさん、世界のみなさんが、まさに、日本がこれで復興するんだ、と期待を持って頂ける議論をして頂きたい」と期待した。
(編集担当:福角忠夫)