みどりの風 国会議員5人になり政党に

2012年11月16日 11:00

 民主党を離党した山崎誠衆議院議員(神奈川県)が「みどりの風」に加わり、国会議員が5人になったことから、同日、政治資金規正法に基づく政治団体として総務省に届け、政党になった。

 衆議院選挙が終わるまで,これまで通り4人代表制での運営を行うとしている。谷岡郁子代表は「みどりの風を政党にしました。6人目、7人目も確定していますが、随時発表します」とさらに加入が確定していることをうかがわせている。

 みどりの風は15日、党の綱領も発表。柱とする基本政策について(1)日本型の共生社会(2)自然資源の保全と活用(3)ひとりひとりが自らを生かせる日本(4)ものを言える日本の外交をあげた。

 そのうえで、これらの実現のためには「現在の国政のあり方を根本的に改革しなければならない」とし、「国民性と資質に相応しい民主主義と合意形成のありかたを追求する」としている。

 また、脱原発、被災者の復興、TPPの阻止、税金の使い方の見直しなどをすすめることなどをあげている。(編集担当:森高龍二)