岡田克也民主党幹事長は3日、民主党所属の佐藤夕子衆議院議員(愛知1区)が離党願いを提出してきたことを明らかにするとともに、さきの小沢一郎元民主党代表に近い16人の議員の離党願いとは要因が「別のもの」と佐藤議員が語っていることを明らかにした。
岡田幹事長は佐藤議員に「離党願いは受理できないと伝えた」と語った。その上で「名古屋市議選投票日(13日)が過ぎたところで、もう一度良く話し合い、離党願いを撤回していただけるようつとめたい」と語った。
佐藤議員は河村たかし名古屋市長率いる地域政党「減税日本」の候補を応援したい考えで、そのための離党願いだったが、民主党候補と対する他党の候補を応援すれば離党願いというレベルで扱えない問題もある。
岡田幹事長は「お互い、冷静になって話し合った方が良いと思っている」とし、名古屋市議選後に再度、佐藤議員と話し合う考えを述べた。
(編集担当:福角忠夫)