伊吹文明元自民党幹事長(衆議院議員)は28日の衆議院予算委員会で、菅直人総理に対し「首を差し出すから予算を通せというような話に乗るべきじゃない」と述べ、「3月31日までに通すもの、通さないものに分けて、衆議院から参議院には(予算と関連法案を)一体として送るべき」と質した。
また、伊吹議員は「財務省証券で資金繰りができる。国民に迷惑をかけない。7月まで時間がある」として、年度内に通すべきものは通して、その後、7月までの間に解散・総選挙を行うよう促がした。
菅総理は赤字国債を発行して予算の財源とするための公債特例法について「この10年をみても平成元年は6月、それ以前は1カ月ないし2ヶ月遅れている」とし、一体として送ることに慎重な姿勢を見せた。
(編集担当:福角忠夫)