ファッションEC市場 ネット通販6年で2倍超

2011年02月16日 11:00

 矢野経済研究所は衣類、服飾雑貨、靴、鞄、宝飾、時計、家具、インテリアなどネット通販によるファッションEC市場が2015年には2009年(4390億円)市場に比べ2.16倍にあたる9500億円になるとの予測を15日発表した。

 これはファッション小売市場に対するECの売上構成比率が6%になることを予測するもので、同研究所では「ファッション市場においてECは期待値の高いチャネルになるとしてさらに優位性を増し、中長期的に順調に拡大し続ける見通し」としている。

 市場拡大の要因として、ユーザー要因では「現在、ネットを使いこなす世代に限らず、ミドルエイジ・シニア層もネットを使いこなすようになること」「クロスチャネル購買が当たり前になり、ECとの関わりを持つようになる」などをあげている。

 また企業側の要因では「各社ともに何らかの形でECに販売窓口をもつことが必須になり、ブランドの売上全体に占めるEC化率が20%以上の企業が多くなる」「ECにおいて顧客主導型サービスが標準になり、ユーザーのEC利用率が飛躍的に高まる」などを指摘。

 このほか、ヴァーチャル試着が可能になるなどインターネットテクノロジーが進化していくことやECの物流システムの整備などを要因にあげている。(編集担当:福角忠夫)