PENTAXイメージング・システム事業部は、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-5」の外観カラーやグリップ形状などを特別仕様に変更した「PENTAX K-5 Limited Silver」を1,500セット限定で発売した。
HOYA<7741>のPENTAXイメージング・システム事業部は、デジタル一眼レフカメラ「K」シリーズの最上位モデルとなる「PENTAX K-5」の外観カラーやグリップ形状などを特別仕様に変更した「PENTAX K-5 Limited Silver」を1500セット限定で発売した。
同社が昨年の10月に発売した「PENTAX K-5」は、機動性に優れた小型で堅牢なボディに、さまざまな撮影表現を可能にすることから、ハイアマチュアのユーザー層を中心に高い評価を得ている。
今回は、ユーザーからの要望が多かったことから、カメラ本体をシルバーカラーに仕上げ、特別仕様として1,500セット限定での発売に踏み切った。モードダイヤルや各種ボタン、レバーなどにも高品位なシルバー塗装を施すとともに、正面下部の”SR”バッジにも黒地にシルバーの特別色を採用。また、カメラのホールド性をより高めるため、標準品よりも肉厚となる特別仕様のグリップを採用するなど、細部にまでこだわりを見せている。
年々、順調に拡大し続けているデジタル一眼レフ市場。キヤノン とニコン の2強も、このミドルレンジクラスのラインナップを積極的に強化している傾向を見ると、各メーカーは、デジタル一眼レフカメラ中級機に対する戦略がシェア拡大のために重要と考えているようだ。