京都銀行 が平成25年3月期の第2四半期決算を発表。連結での経常収益は前年同期比2.7%減の592億1500万円、経常利益は同16.4%減の152億2900万円、中間純利益同19.7%減の83億900万円となったものの、当初計画利益水準は確保している。
経常収益については、役務取引等収益及びその他業務収益が増加したものの、有価証券利息配当金の減少を中心とする資金運用収益の減少等により、前年同期より17億500万円減少。また、経常費用についても、預金利息を中心に資金調達費用は減少したものの、株式等償却の増加等によるその他経常費用の増加により前年同期比12億9500万円増となり、結果、経常利益が前年同期より30億円減少している。
個人・法人ともに預金が堅調に増加したことから、預金・譲渡性預金については前連結会計年度末比815億円増の6兆7344億円に。貸出金については、住宅ローンを中心とした個人向け貸出が増加、企業向け貸出も増加基調を確保したことから、同219億円増加の4兆817億円となっている。
なお、連結業績予想については、預貸金拡大による営業基盤の強化や預かり資産販売の増強を図ることから、経常利益を前回予想の237億円から242億円に修正。当期純利益については前回予想と同じ141億円を見込んでいる。