農林水産省が主食用国内産1等米の昨年12月における相対取引契約価格をまとめ、26日発表した。全国の出荷団体、出荷業者における国内産米穀の取引状況を把握するために行っている。
それによると全銘柄平均価格(運賃、包装代、消費税相当額を含めた玄米60キログラムあたりの価格)は1万2711円と、前月に比べ81円値上がりしたものの、前年同月比では14%、2043円安い価格での取引が続いている。
主な産地銘柄米で、前年度月比20%以上安の取引になっているのは北海道「きらら397」で前年1万4022円の価格が昨年は1万989円と3000円以上安い。
また、北海道「ななつぼし」も1万1298円と前年同月に比べ2割安。宮城県の「ひとめぼれ」も3004円安い1万1947円での取引になっている。
(編集担当:福角忠夫)