ヤマハ発、ボルボ・ペンタ社と船外機用操船制御システム共同開発

2010年12月13日 11:00

 ヤマハ発動機<7272>とスウェーデンの船舶用エンジンメーカーであるボルボ・ペンタ社は、船外機用操船制御システムを共同開発することで合意した。

 ボルボ・ペンタ社は、船舶用、工業用ディーゼルエンジンのメーカーとして12馬力から900馬力まで幅広いラインアップをもち、その技術力やアフターサービスが世界中で高い評価を受けている。今回、共同開発を進める船外機用操船制御システムは、船外機の推進力や操舵などを一元的に制御することで、操船者の意思に沿ったとおりのボートの動きを可能にするという。

 開発においては、ヤマハ発動機は船外機による推進システム、ボルボ・ペンタ社は操舵系の制御技術面という互いの強みを最大限に生かしていくという。