本当に政権維持の気あるのかと鈴木新党大地代表

2012年11月12日 11:00

 新党大地の鈴木宗男代表は「TPP交渉参加に閣僚からも積極的な発言が出ているが、交渉参加すると日本がどうなるか、具体的説明がない」と問題提起するとともに「日本経済全体を総合的に見て判断する話で(一部閣僚の発言についても)党内情勢も把握しないで何と軽い話をするものかと飽きれる」とした。

 鈴木代表は「TPP交渉参加を断行すれば民主党から2桁単位の議員が離党する事だろう」と参議院だけでなく、衆議院まで与野党逆転すると指摘した。

 そのうえで「民主党政権になって感じるのは唐突な提案」で「消費税増税しかり、TPPしかり」とあげた。

 鈴木代表は「TPPを選挙の争点にしょうとしても、国民はその前にやる事があると思っている。景気対策・国会議員の定数削減・特権的待遇廃止・国家公務員の2割削減・震災被災者への手当・福島原発事故により避難されている人達への安心、安全・国家主権を守る領土問題への取組等」とし「優先順位を間違えた判断をしたら政権は終わってしまうだろう。本当に政権を維持して行こうと言う気持ちがあるのか」と民主党政権の運営の仕方事態に疑問を呈した。(編集担当:森高龍二)