民主党の政治改革推進本部は8日開いた総会で、衆議院議員選挙の一票の格差是正と議員定数の削減を同時実現することをめざす方針を改めて確認した。
そのうえで、今後の対応については輿石東幹事長と安住淳幹事長代行に一任するとした。
このほか、委員長手当ての見直しについては各党に提案する。
今回の一票の格差是正と議員定数削減を同時に実現するという方針は役員会方針を受けてのものだが、議員定数削減については各党それぞれ具体部分で意見を異にしており、前国会においても民主案は廃案に追い込まれた経緯がある。野党議員の中には、定数削減を同時に提起するのは選挙先延ばしの策で、実際には選挙をしたくないからだとの声もある。(編集担当:森高龍二)