来春の花粉飛散量 近畿は今年の10倍量に

2010年10月07日 11:00

 今年の夏の猛暑と日照時間の長さが影響し、来春の花粉飛散量は全国的に今年の5倍の飛散量になるとの予測が出された。近畿では10倍になるとの予測もでており、花粉症対策アイテムが売れる年になりそうだ。

 ウェザーニューズが全国と12エリアのスギ・ヒノキ花粉の傾向を発表した。

 ウェザーニューズは「スギ花粉の雄花生産量が前年の夏の天候(日照時間、最高気温、降水量)と相関の高いことがわかってきており、中でも日照時間が雄花生産量と関係が深く、今夏は太平洋高気圧の日本付近の張り出しが非常に強く、記録的な猛暑になったうえ、日照時間も長かったため、2011年の花粉飛散量が多くなると予想される」としている。

 また、飛散量が多くなる根拠として、「多く飛散した翌年は飛散数が少なくなったり、少ない年の翌年は多くなったりと、交互に増減する傾向があり、2010年のシーズンはスギ花粉の飛散が全国的に少なかったため、2011年のシーズンは統計的に多い年にあたると想定される」ことも根拠のひとつにあげている。

 この結果、近畿では今年の飛散量の10倍が予測されているほか、関東、北陸、甲信北部、東海、甲信南部で7倍から8倍、四国で6倍から7倍、東北北部、山陽で5倍から6倍、東北南部、山陰で2倍から3倍、九州で2倍、北海道ではシラカバ花粉が1倍から2倍になると予測されている。
(編集担当:福角忠夫)