ヤマハ発動機<7272>では、スクエアバウを採用した斬新なデザイン、優れた走行性能と安定性を兼ね備えたマルチクルーザー「S-QUALO (エス・クアロ) 」を2010年10月1日より発売した。
「S-QUALO」は、外洋でのスポーティな走行フィーリングや釣りをはじめ様々なマリンプレイを楽しみたい、クルージングの寄港地やマリーナで船中泊を行いたいといった、一隻のボートに多様な機能を求める現在の市場ニーズに応え開発。「スピード」「乗り心地」「安定性」といった、相反する要素をひとつも疎かにすることなく、高次元でバランスさせることを主眼にしているニューモデルだ。
具体的な特長としては、ボートの基本構造を見直すことで実現した飛躍的な艇体の軽量化と新型船外機の組み合わせによるスピード及び燃費性能の向上。また、船底形状は深めのV角度を持たせることでスムーズな着水の卓越した乗り心地も実現している。さらにチャインの角度を下向きにつけ、船側にブレード形状を持つ独自の「A.R.B.(アンチ・ローリング・ブレード)」の採用で、走行時および静止時の横安定性をアップさせた。
エクステリアでは、特徴的な「スクエアバウ」を採用したほか、躍動感のあるキャラクターラインを船側に刻むなど、存在感の際立つ立体的かつ斬新なフォルムを実現。 採光性に優れ、大人5名がゆったりと寛ぐことができるキャビンには、充電式マリンエアコン「BE-COOL(ビークール)」を標準装備し、豊かな居住性を実現している。
(編集担当:宮園奈美)