新iPad miniと第4世代iPadの販売台数3日間で300万台

2012年11月07日 11:00

 カリフォルニア州クパティーノ、Appleは2012年11月5日、新しいiPad miniと第4世代のiPadの販売開始からわずか3日間で、300万台のiPadを販売したことを発表した。この数字は、今年3月に第3世代のiPad W-Fiモデルで打ち立てた初週末の販売台数150万台の記録の2倍。iPad miniと第4世代のiPadのWi-Fi + Cellularモデルは共に、米国では数週間後、その他の国々でも順次出荷予定だという。

 新しいiPad miniは、美しい7.9インチMulti-Touchディスプレイ、FaceTime HDカメラ、iSightカメラ、超高速なワイヤレス性能、最長10時間もの驚異のバッテリー駆動時間が特長。同じく新登場の第4世代のiPadは、豪華な9.7インチRetinaディスプレイ、Appleが設計した新しいA6Xチップ、FaceTime HDカメラ、超高速なワイヤレス性能を特長としている。

 iPad miniとRetinaディスプレイ搭載の新しい第4世代のiPadは共に、米国、オーストラリア、カナダ、フランス、独逸、香港、日本、韓国、英国を含む34カ国で販売を開始しているほか、年末にかけて、中国を含むさらに多くの国々で販売開始予定。iPad miniに対する需要は初回供給分を大きく上回り、事前注文分の多くは届けることができたが、一部はなお今月後半の出荷予定となっている。

 AppleはiPodおよびiTunesオンラインストアでデジタル音楽革命をリードしてきた。これまでも世界で最も優れたパーソナルコンピュータであるMacをデザインするとともに、OS X、iLife、iWork、そしてプロフェッショナル向けのソフトウェアを開発。今後もモバイルメディアとコンピューティングデバイスの次世代へ革新を起こす構えだと考えられる。