古河ユニック、高機能林業用クレーンを発売

2010年09月17日 11:00

 古河機械金属<5715>グループの古河ユニックは、林業向けトラック架装用折り曲げ式クレーンであるユニックパル「C70Z75」及び「C85Z73」を9月17日より発売する。

 今回新たに発売する機種は、従来モデルのユニックパル「E75Zシリーズ」のモデルチェンジ機。アウトリガ張出し幅(横)を広げることで、安定感を出したほか、ダブルラック旋回装置を採用し、旋回力と操作性をアップさせた。また、非常停止ボタンや作業灯、電気式アクセルコントロールなどを標準装備し、クレーン作業の快適さを追及している。

 さらに、今回のモデルは、林業用クレーンのトップメーカーであるオーストリアのEPSILON社からのOEM製品であり、審査基準が厳しいといわれるドイツ工業規格に適合した強さと優れた耐久性を持つという。

 同社は新発売の2商品で年間50台を販売目標としている。高機能製品の発売を行うことで、林業分野におけるクレーン作業の快適さと安全性を提供していく考えだ。
(編集担当:山下紗季)