10-12月期GDP、2期ぶりプラス成長も「力強さ」欠く。年率換算0.4%、外需が大幅押し下げ

2026年02月16日 09:18

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内閣府が16日発表した10-12月期GDP速報値は、実質で前期比0.1%増(年率0.4%増)。個人消費、設備投資ともに力強さを欠き、外需の寄与度はマイナス0.3ポイントと大きく下押しした

10–12月期GDP、2四半期ぶりプラス成長 内閣府速報

内閣府が16日に発表した2025年10–12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0.1%増となり、2四半期ぶりのプラス成長に転じた。

実質GDP成長率は前期比で0.1%増、このペースが1年間続いた場合の年率換算では0.4%増となった。生活実感に近い名目GDP成長率は前期比0.3%増(年率1.2%増)にとどまった。

内需の柱である個人消費は前期比0.1%増と、わずかながらプラスを確保した。また、企業による設備投資もデジタル対応や省力化投資が下支えしたものの、前期比0.2%増の微増にとどまった。

一方で、外需(純輸出)の寄与度はマイナス0.3ポイントとなり、成長率を大きく押し下げた。世界経済の減速を背景に輸出が伸び悩む一方、輸入の増加が外需の押し下げ要因となった。民間在庫の変動も成長率に対してはマイナスに寄与した。

今回のプラス成長は、事前の市場予想を下回る「力強さを欠く内容」となった。政府は回復基調を維持する構えだが、市場では日本銀行の追加利上げ判断に対し、個人消費の弱さや外需の重石が慎重論を強める可能性があるとの見方が浮上している。

なお、本数値は1次速報値であり、後日発表される財務省の法人企業統計などを反映した2次速報値(3月10日公表予定)で改定される可能性がある。(編集担当:エコノミックニュース編集部)