国交省 台風被災地の静岡へ災害査定官ら派遣

2010年09月14日 11:00

 国土交通省はさきの台風9号の影響で河川護岸が決壊したり、町道が100メートルにわたり崩落するなど大きな被害を受けた静岡県からの要請を受け、復旧に向けた円滑な災害査定と被災施設の応急措置や復旧方針の指導、助言を行うため、災害査定官ら専門家を15日と16日に現地へ派遣する、と13日、発表した。

 現地へは兒島優一同省河川局防災課の災害査定官と小田桐淳司防災課改良係長、水野益宏中部地方整備局浜松河川国道事務所副所長が入る予定。

 15日は静岡県駿東郡小山町の役場で概要を聞いてのち、同町内を流れる2級河川の鮎沢川や野沢川、町道1001号や足柄三保線を視察。翌日には奥の沢川や町道3950線、須川を視察して後に復旧工法について打ち合わせを行う予定だ。

 小川町によると12日午後5時現在で、同町内では3世帯11人が公民館に自主避難を続けているほか、柳島地区の全世帯に避難勧告を継続して出しているという。また、今回の台風の影響で住宅の全半壊が7棟でたほか、倉庫3棟、店舗1棟が全壊。床上浸水50棟、床下浸水82棟はじめ、29箇所で道路が崩落、14箇所で護岸が決壊するなどの被害が確認されている。
(編集担当:福角忠夫)