藤村修官房長官は12日、北朝鮮が同日午前、人工衛星と称するミサイルを発射させたことについて「午前9時49分ころ発射したものと思われる」とし、12分後の「午前10時1分に沖縄地方上空を通過したと推定される」とした。
藤村官房長官は「今回の発射はわが国を含む地域の平和と安定を損なう行為であり、極めて遺憾。わが国として容認っできるものでなく、北朝鮮に厳重抗議する」と発表した。
政府の発表によると、ひとつ目の落下物は朝鮮半島の西方約200キロメートルの黄海に落下。ふたつ目は朝鮮半島南西約300キロメートルの東シナ海に、3つ目はフィリピンの東方約300キロメートルの太平洋上に落下したと推定されるとしている。(編集担当:森高龍二)