口コミを利用した新プロモーションサービス開始

2010年06月28日 11:00

 エイベック研究所(エイベックス・グループ・ホールディングス <7860> )は、口コミ時代の新しい製品プロモーションサービスとして「生声(なまごえ)メディアレップ」サービスを開始した。

 現在、企業の宣伝担当者の間では口コミの波及効果を狙ったアプローチへの関心が高く、記事広告などのマスメディアを利用した宣伝効果への期待が低くなりつつある。また、ブロガーへのサンプリング施策も信頼性の低いと問題になりつつあるのが現状だ。そこで同社は、新たなプロモーションサービスとして「生声メディアレップ」をスタートした。

 同サービスは、企業がコミュニティを構築することで読者を誘導。同社が、育成したロイヤリティおよび書く力のあるユーザーの中から、クライアントのニーズに合致し、貢献意欲の高いユーザーを選抜し、体験記執筆モニターとして抽出するのである。そして、モニターより寄せられた体験記を同社デモレーターが吸い上げ、ランディングページにまとめ、口コミが起こりやすいメディアの読者に閲覧させることで販売促進を狙う。

 これは、”読者の生声を読者に読ませる”というシンプルな口コミ効果により、従来の広告に比べ、読者へ到達しやすいのが特徴だ。また、口コミの伝播力が向上し、ブランド力のあるメディアで告知されることでさらに信頼性が高まる。既に、ヨネックスが大手新聞社と実施した例ではクリック率約2%が計測。また。体験談による態度変容率の上昇によりPV当たりの単価が3~10倍になることが実証されている。

 同社は、3年で10社のメディア企業との提携と5億円の売上を見込んでいる。昨今のウェブ媒体価値の下落と、インターネット上での広告売上が伸び悩むマス四媒体のメディア企業を支援するソリューションとしての期待が高まりそうだ。
(編集担当:山下紗季)