国民に真正面から訴えたい 枝野民主幹事長

2010年06月24日 11:00

 枝野幸男民主党幹事長は23日の定例記者会見で参議院選挙に臨む姿勢として「政権与党としての9カ月間の経験と反省を踏まえ、国民に真正面から訴えていきたい。特に、わたしは幹事長として、地方の1人区を中心に遊説活動を行っていきたい」と話した。

 また、普天間問題への対応に政府、与党に対し厳しい姿勢を見せる沖縄県での選挙区選挙に民主党から候補者を擁立しないことに対し、記者団から「なぜ擁立しなかったのか、沖縄県民の評価をどのように把握するのか」などの質問に答え、「擁立しなかったのではなく、立てられなかった、ということだ」と答え「自信を持ち、責任を持って擁立することができなかったこと」を詫びるとともに、「比例区での票の出方によって評価というものが分かると思う。(結果は)率直に受け止めたい」と答えた。

 このほか、枝野幹事長は「(鳩山内閣から菅内閣に)総理が代わっても無駄の削減は徹底してやっていく」とし、国会関係分野でも調達コストの削減など、さらに切り込んでいくとの姿勢を見せた。
(編集担当:福角忠夫)