北海道のみ数値目標付きで節電を要請することに

2012年11月05日 11:00

 藤村修官房長官は2日、電力需給に関する検討会議とエネルギー・環境会議の合同会議を開き、需給検証委員会の検証結果を踏まえ、この冬の電力需給対策を決定したと発表した。

 この中で、藤村官房長官は「各電力管内で、電力の安定供給に必要な予備率3%以上を確保できる見通しである」と語った。

 そのうえで「沖縄を除く全電力管内について12月3日から3月29日までの平日、数値目標を伴わない一般的な節電を要請する」とした。

 ただ、冬季の電力需要が特に見込まれる北海道電力管内においては「12月10日から3月8日の平日、7%以上の数値目標付きの節電要請をする」とした。(編集担当:森高龍二)