日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」に省電力機能を追加

2010年04月27日 11:00

 日立製作所 <6501> は、業務システムの運用コスト低減を実現するための省電力機能を追加したPCサーバ・日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」の販売を開始した。

 今回のモデルチェンジでは、「HA8000シリーズ」の4プロセッサーモデル「HA8000/RS440」と2プロセッサーモデル「HA8000/RS220、RS210、HA8000-es/RS220、RS210」の5機種に対し、80 PLUS GOLDの認証を取得した電源効率が88%(電源負荷率が20%の時)以上の電源を採用するなど、全8機種で80PLUSR認証の高効率電源に対応。電力を利用する際に交流から直流への変換がより効率的になり、電気代などのコストを低減することに成功した。

 また、2プロセッサーモデル「HA8000/RS220、HA8000-es/RS220」の2機種においては、「HA8000シリーズ」では初めてフラッシュメモリを使用したSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の搭載を可能に。ドライブ自体に駆動部分がないSSDは、HDDと比べて消費電力を約30%低減できるだけでなくアクセス性能も約35倍に向上できるため、データベース処理などアクセスが集中するシステム環境において消費電力を低減しつつ迅速な業務処理を実現する。

 そして、4プロセッサーモデル「HA8000/RS440」にインテルXeonプロセッサー7500番台を採用したため、1台あたり最大32コアを搭載が可能に。2プロセッサーモデル「HA8000/RS220、RS210、TS20、HA8000-es/RS220、RS210」の5機種にはインテルXeonプロセッサー5600番台を採用したことで1台あたり最大で12コア。これにより、現行モデル比で約1.4倍の処理性能を持つ費用対効果の高いシステム構築が可能となった。

 今回の変更により、オフィスやデータセンターで効率的に電源を利用できるだけでなく、高い処理能力を必要としない夜間のバックアップ処理では最適な消費電力で運用可能となるなど、それぞれのユーザーのニーズに応じ、より柔軟に消費電力を低減できるシステム構築や運用を実現した。
(編集担当:上地智)